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チョコレート関連銘柄を研究してみました

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2/14はバレンタインデー!恋人や職場の方からチョコレートを貰った人もそうでない人もいると思いますが、いかがでしたでしょうか?

私も昔は2/14にチョコを貰えるのか?どうなのか?となんだかそわそわしたことを思い出します。

スーパーやコンビニの売り場にもチョコレートがたくさん並んでいて、やっぱり2月前半はチョコレートがたくさん売れるのかな~、ということはチョコを作ったり売っている会社は儲かるのかな?ということでチョコレート関連の銘柄を調べてみました。

関連銘柄

チョコレートメーカーで調べると以下のような会社が出てきました。

森永製菓とブルボンはもちろん知っていたのですが、名糖産業と不二製油G本社は私は知らなかったです。

2201

森永製菓

(会社プロフィール)森永太一郎が1899年に創業した老舗で、菓子国内大手の一角。日本初のチョコレート一貫製造による、国産ミルクチョコレートを発売し、エンゼルマークが有名。「森永ビスケット」やアイスの「チョコモナカジャンボ」、「ハイチュウ」など好採算の主力ブランドを重点的に販促。甘酒やココアなどニッチながら伸び続けている市場で高いシェアを誇る。「inゼリー」ブランドの機能性飲料でも高シェア。海外では中国、米国に進出。東南アジアはタイ拠点に拡大。

【特色】菓子大手。日本初のチョコレート一貫製造開始。菓子、冷菓が主力。健康食品、海外事業を育成中

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【急反発】

inゼリーはコロナ患者への支給特需剥落。ただ菓子がビスケット、ハイチュウ好調、冷菓は猛暑恩恵。値上げ浸透で両事業の採算大幅改善。下期のDX投資や広告費増こなし営業益反発。増配。25年3月期は値上げが寄与。冷菓はさらに伸長。

【アイス】

冷菓はデザート性高い『ザ・クレープ』等の通年販売定着で秋冬も拡販。コラーゲンドリンクは海外展開も進める。

 

2207

名糖産業

(会社プロフィール)菓子・医薬品のメーカー。1945年に置き薬・肝油製造で創業。現在はチョコレート、キャンディ、粉末飲料、アイスなどの菓子が柱で、「アルファベットチョコレート」や粉末飲料の「レモンティー」が主力ブランド。微生物からの発酵技術を用いて酵素等の化成品も手掛けており、X線フィルム原料「デキストラン」やチーズ製造用酵素「レンネット」を生産する、世界でも数少ないメーカー。医薬品・化粧品原料にも展開。19年9月から愛知県瀬戸市のチョコ専用工場が稼働。23年9月には粉末飲料製造部門を集約した小牧新工場が稼働。

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【黒字守る】バウムクーヘン低迷で前半水面下。が、PB冷菓好調。主力のチョコ等値上げで後半挽回。新工場償却増カバーし営業黒字堅守。営業外の株売却益増。25年3月期は値上げ効果通期化で営業益増勢。【新商品】ブドウ風味チョコで同風味のグミを包んだ新商品発売。従来弱かった小袋形態でヒット狙う。チョコで包んだアイスPB商品は大手GMS等向け供給拡大へ。

2208

ブルボン

(会社プロフィール)ビスケットで業界トップ級の総合菓子メーカー。ビスケット類が売り上げの約6割を占めるが、キャンディー、チョコレート、米菓、スナック、チューインガム、飲料など品目は多岐にわたる。健康飲料や贈答用菓子なども手がける。2008年から中国浙江省で生産、上海に販売会社を設立し現地で販売も。11年には米国法人設立。16年から同社の代表的チョコ菓子「ルマンド」をアイスに仕立てアイス業界に参入。創業は1924(大正13)年で、新潟県柏崎市の北日本製菓が前身。創業者である吉田吉造から吉田家出身の社長が続く。

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【復 調】

ビスケットなど菓子は、お得感のある大袋商品中心に拡大。チョコは生産増強寄与。原材料価格上昇も、値上げが徐々に進展。営業益復調。25年3月期は値上げ浸透進む。創業100周年記念配か。

【物 流】

亀田製菓などと共同配送を検証。実運用に向け配送編成構築に取り組む。卵不足改善で、前期持分法化したバウムクーヘン製販企業とのシナジー創出に本腰。

 

2607

不二製油G本社

(会社プロフィール)食品用油脂大手。事業内容はパーム油原料となる食用加工油脂の「植物性油脂事業」を中心に「業務用チョコレート事業」、クリーム、マーガリンなどの「乳化・発酵素材事業」「大豆加工素材事業」など。1950年設立、大阪に本社を置く。2018年に世界3位の米業務用チョコメーカー、ブラマー社を買収し世界最大市場の米国に本格進出。ブラジルでも買収で進出しており、海外展開に積極的。世界的な健康志向を追い風に採算が良いシュガーレスチョコに注力。植物性素材への注目受けて豆乳クリームや低脂肪豆乳、大豆肉の育成急ぐ。

【連結事業】植物性油脂36(3)、業務用チョコレート41(2)、乳化・発酵素材16(2)、大豆加工素材6(4)【海外】65 <23・3>

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【急反発】

業務用チョコは米ブラマー赤字続く。ただ植物性油脂は原料パーム油相場安定化で国内外の採算改善。乳化発酵は国内クリーム堅調。北米設備譲渡益で純益膨らむ。25年3月期は国内業務用チョコ伸長。

【ブラマー社】

前期カカオ加工設備の不調も響き業績厳しい。経営トップに本体の前CFOを充て管理体制強化。今期中に再構築策公表検討。植物性『だし』の拡販に注力。

 

他にも以下の様にデコレーション用チョコレートペンや包装等の会社もあるようです。色々な会社を知れて面白いですね。

 

3359

cotta

(会社プロフィール)和洋菓子・パンの材料、包装資材、キッチン用品、弁当容器、鮮度保持剤などの通販サイト運営会社。大分県津久見市に本社。2006年に通販サイト「cotta」開設。法人向けは「cottabusiness」を運営。小ロット・短納期が強みで、和洋菓子店や100円ショップ向けのクリスマス・バレンタイン用チョコレートペンがロングセラー商品。コロナ下の菓子、パン作りブームで個人中心に会員数が飛躍的に伸長。コロナ終息後は法人向けサービス拡大に注力。個人向けはセミプロ級と初心者とで戦略を変えている。

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【増 勢】

買収で売上高3.5億円上乗せ。法人向けは品ぞろえ拡充テコに客数、1顧客当たり購入点数ともに増え快走。個人向けも顧客層別の施策奏功し反転攻勢。人件費、システム費用増こなし営業増益。

【個人客】

準プロ級層以上の個人客はモバイルアプリで深耕。初心者層は100均ほか実店舗展開企業と協業し接点増やす。法人向けにカフェ経営情報記事の発信開始。

 

3944

古林紙工

(会社プロフィール)印刷紙器主体のパッケージング総合メーカー。印刷紙器は化粧品・洗剤や家庭用品、食品などに幅広く使われる。1934年に古林雅夫氏が大阪で創業した「古林紙器印刷所」が発端。日本で最初に手がけたパッケージングシステムは顧客の製造工程の合理化に貢献。近年はチョコレートなど菓子類の包装に強み。ティッシュなど雑貨類包装でも実績。脱プラで森林認証紙使用率は90%に改善。社内のペーパーレス化も着手。ESG経営に取り組んでいる。中国では医薬品包装に展開。上海新工場の稼働、原材料高の価格転嫁進め懸案の収益改善に注力。

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【順 調】

国内は菓子包装伸長。資材高は価格転嫁で吸収。期末に生産設備増強や入れ替えも、会社計画保守的でやや上振れ。24年12月期は国内は菓子新製品包装を軸に受注増加。中国は取引先見直し進み採算重視が浸透。償却負担増こなして営業増益。

【課 題】

ERPパッケージ導入し業務システム改善など効率化進める。プラ包装から紙化への代替は顧客説得で漸次促進。

 

 

6267

ゼネラルパッカー

【軟 調】柱の包装機械は食品生産の自動化需要堅調。チョコレート生産機械は少数でもコンスタントな案件獲得ペース維持。ただ原材料高止まり、組立工場償却、海外展示会、人件費増重く営業益続落。増配。

(会社プロフィール)食品をはじめ薬品・化粧品などに向けた自動包装機械の中堅メーカー。1961年に自動包装機械の販売で有限会社を設立し創業、翌年に製造へも進出。包装機械は給袋自動包装機をはじめ製袋、ガス充填自動包装機、包装関連機器へ展開。給袋自動包装機では健康食品やペットフード向けを育成。安川電機子会社のFAMS社と資本業務提携、包装技術で協力。粉末や固形のドライ物からウェット物へも乗り出す。2016年にはチョコレート製造機械のオサ機械を買収。海外販売代理店網を強化、21年には米国イリノイ州に販売子会社を設立。

最新の四季報

【軟 調】

柱の包装機械は食品生産の自動化需要堅調。チョコレート生産機械は少数でもコンスタントな案件獲得ペース維持。ただ原材料高止まり、組立工場償却、海外展示会、人件費増重く営業益続落。増配。

【新領域】

得意の粉体と固形物に続き、流体に対応する機械の開発に乗り出す。海外営業に強い人材の中途採用活動を強化。ASEAN新拠点は規制など課題洗い出し。

銘柄比較

まずは各メーカーの比較をしてみました。

時価総額では森永と不二製油が大きくブルボンが意外に小さめというのに少し驚きでした。

PERでは森永が比較的割安ですが、それでも17.5倍なので日本平均と比較すると割安とは言えないかもしれないです。

また営業キャッシュフローがマイナスなのは本業で稼げていないということなので非常にまずいですね。私は営業キャッシュフローがマイナスの企業は基本的に投資対象から外します。理想は営業キャッシュフローが大きく+(本業で大きく稼いでいる)、投資キャッシュフローが-(積極投資している)と財務キャッシュフローが-(借金を返済している)となっていれば優良銘柄と考えます。

森永は他社と比べて営業利益率が比較的高いので、上記の営業キャッシュフローが改善されれば投資対象として考えても良いかもしれません。

チャートを見てみましょう。中長期投資として2年で見てみます。

日本株は全体的に上がっているせいか、どの銘柄も昨年後半から上昇していますね。上昇トレンド中の押し目で買えたら良いかもしれません。

ちなみにメーカー以外ではcottaが面白そうだと思いました。Cottaは卸売業なので同業他社と比較してみました。

時価総額は62億円と小型銘柄なので伸びしろ有り、PERは10.3倍と割安感があります。各キャッシュフローも理想的ですね。利益率も他社と比べて高いので優位性があると思います。

チャート的には正直微妙なところです。

また本日の決算情報で1Qは減益とのことでしたので個人的には少し様子見したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
chatran
旅を愛する30代の外資系サラリーマン。 世界中を旅するのが夢です。 自由に生きるため、日々投資も勉強中です。