本を読んでもしばらくすると内容をすっかり忘れてしまうという経験は誰でもあると思いますが、私もその一人です。
そんなときにこの本の存在を知り、ぴったりの内容だと思いましたので読んでみました。
備忘録も兼ねて内容を簡単にまとめました。
Contents
読書時は「アウトプット」と「スキマ時間」を意識せよ!
- アウトプット①→マーカーを引き、書き込みしながら読む。1冊の本から3箇所の気づきを見つけ、マーカーを引く。自分が既に知っていることは引かない。
- アウトプット②→本を読んだら複数の人に2度3度紹介する。
- アウトプット③→本を読んだら感想をその日か翌日にSNSにアップする。数行の感想でもOK.
- アウトプット④→読んだ翌日以降にレビューを書く。一晩寝てからの方が論理的な文章になる。
- スキマ時間①→読書する時は制限時間があると集中力がアップする。
- スキマ時間②→集中力は初めと終わりで特に強くなる。「初頭努力」と「終末努力」よって15分程度のスキマ時間の繰り返しで読書する方が60分連続よりも集中力が高まる。
- スキマ時間③→「15−45−90の法則」:15分、45分、90分が集中しやすい時間帯。人間が非常に高度な集中力を維持できる限界が15分。
- スキマ時間④→寝る前にインプットすることで様々なメリットがある。寝ている間は新しいインプットがされないので「記憶の衝突」が怒らず頭の中の整理が進むから良い。また読書を始めて6分で心と身体がリラックスし睡眠に入りやすくなる。ただし、電子書籍リーダーやタブレット等発行する画面は逆効果となる。
読書術
- 読書術①→まずは全体をパラパラと見通してから読み始める。
- ①全体を把握する
- ②本を読む目的を設定する。その本から何を学びたいか。
- ③「速読」か「精読」かを決める。何日で読み切るか。
- 読書術②→「その本で知りたいことは何か」を考え、目次を見てその「結論」が書いてある部分を先に読んでしまう。
- 読書術③→自分にとって少しむずかしいくらいが丁度良い。内容とは別に本を読むスピードを少し早くしてみるのも良い。「電車を降りるまでに1章読もう」という目標設定も有効。
- 読書術④→ワクワクする本を買ったらワクワクしている間に一気に読む。
- 読書術⑤→好きな著者ができたら、セミナーや講演会に参加して会ってみる。著者をメンターにするのも良い。会えるチャンスがあればぜひ会ってみる。(チャンスはそこまで多くない)
本の選び方の基準
今の自分のステージに合った本を読む。
・守→基礎を学べる「基本」本
・破→他の人の方法を学べる「応用」本
・離→自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー」本
まずは入門書で基礎知識を把握する。
- 広く、深く、バランス良く読む。まずは広く読んでみて興味を持ったらその分野を深堀りする。(例、アドラー心理学が面白かったら、それに関する別の本を何冊か読んでみる)集中的に読むことで記憶にも残りやすい。
- 長所伸展と短所克服の両輪で成長する。長所伸展→知っていることを深める読書。短所克服→知らないことを学ぶ読書。
- 情報と知識のバランスが重要。ネットやスマホで情報を得て、本で知識を得る。情報過多になりがちなので、読書を意識的に増やす。電車ではスマホは使わない。
- 読書のポートフォリオを作る。
- 超短期投資→ネット情報、新聞、週刊誌
- 短期投資→ノウハウ本(今すぐ活用できるノウハウ)
- 中期投資→仕事術、勉強術についての本(働き方や勉強法)
- 長期投資→思想、哲学、生き方についての本(心の栄養)
本を読むと「なんとなく勉強になったな」と思い、直後はモチベーションが上がっているが、しばらくすると熱が冷めてまた元に戻っていることが多いと思います。
本を読んだだけで満足せず、この本の内容を実施して得た知識をしっかり身に付けていきたいと思います!